可愛いペットを可愛く撮るために押さえておきたい写真の3つのコツ
ふ
前回の記事で、こんなことを書きました。
この中で、撮る時のマインドセットが大事!と書いてます。このマインドセットが出来ないと、ペットの日常のナチュラルな仕草や表情を撮るのは難しい…。
ただ、マインドセットが出来ても『撮るコツ』を知らないと?やっぱり、「う~ん…残念!」な写真になってしまいがち。
ということで、今日はこれだけは意識してほしい撮影のコツを3つお伝えします。
ペットを可愛く撮るための撮影時に気をつけるコト
その1 主役が一目瞭然の写真を撮ろう
まずは、この写真。
過去のスマホレッスンで、何も言わずに『まずは、1枚撮ってみてください』の1枚です。
あなたは、この方が、どの子を撮りたかったかわかりますか?何を言いたいかというと?
主役がどの子か、全然わからない。(´;ω;`)
普段撮っている写真をみせてもらうと、こういう感じの写真が本当に多いです。
ではこの1枚はどうでしょう?
ピントは、左から2番目のわんこ。だから、多分この子を撮りたかったんだよね、ということはわかる。
でも、やっぱり今ひとつ、伝わりにくい。じゃ、これは?
他の子が写っていないので、主役は何も言わなくてもわかりますよね♪
そして、この写真で「気をつけてもらったこと」が、もうひとつ。わかりますか?
実は、かがんで撮ってもらいました。立ったままではなく、自分が動いて撮る。
この自分が動いて撮る、をしない方も多いです。
主役をわかりやすくするために、可愛く見えるポジションを探しながら、動いて、必要なら近づいて撮る。
これね。めっちゃ大事です~!でも、動かない、近づかない方が、ホント多いんですよね…。(;^ω^)
上の2枚は、人が動いてるだけですが、雰囲気は全然違ってきませんか?
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例えば、旅先の1枚。「せっかく来たから、背景も全部撮っておこう。」と、自分の目線でそのまま全部を撮ると?
どれが、何が主役なのか、撮っている本人以外はわかりにくい写真になります。
この辺り、意識して撮るだけで、全然出来が変わります。(^^)
その2 目線を合わせよう
飼い主さんがペットを撮る様子を見ていると、ほとんどの方が目線を変えません。ペットは(子供も同じ)小さいです。可愛い表情は、私たち人間よりずっと下にあります。
可愛い表情を撮るためには、彼らと目線を合わせて撮る!!
そのためには、自分が動くことが大前提。そして、ピントは目に合わせる♡
その3 撮った後の修整を習慣化する
本当はね。撮る前に、いろいろ考えて撮って欲しいけど…。
でも、つい夢中になると、それって難しいです。なので、アプリで、あれこれ修正することをお勧めします。お勧めアプリは、スナップシードというアプリ。
※このアプリについては、次回書きますね。
ただ、これも面倒…という方も多いのでスマホのカメラロ-ルの編集だけでも習慣化してみましょう。
じゃあ、何を編集するかというと、最低でも「明るさ&水平垂直」をチェック!Please♡
撮って出しの愛猫ソラ
明るさ&水平調整(+トリミング)した写真
見え方が違いますよね?
上の写真は「主役=猫」はわかるけど、可愛さが伝わりにくい写真です。それと構図的にも、ちょっとねぇ…な1枚。
※具体的な撮り方のコツは、他にも色々ありますが、こちらは過去記事もあわせて読んでみてくださいね。
修正した1枚は、主役の可愛さが1枚目よりも明らか♡
可愛い、大事なあなたのペットの大切な1枚。どうせ撮るなら、是非可愛い写真を残してあげてください。
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この数か月のコロナ感染拡大で、何気なく過ごしていた日常の大切さを感じている方も多いと思います。だからこそ、ペットと過ごす何気ない毎日を、ぜひ写真に残してください。
いつか、彼らが旅立った後。その1枚の写真は、一緒に過ごした愛しい時間を、はっきり思い出させてくれますから。
昨年5月に撮らせて頂いたメシア君。この後、10月にお空に帰っていきました。