ねこ撮影は難しい?答えはNO!!
神楽坂にプレオープンした、ペットと飼い主様の衣食住&学びのペットステーションPEANUTS CLUB。先日、こちらで看板猫のルーちゃんの撮影をさせて頂きました。
『犬に比べて、猫を撮るのって難しいですよね』
よく言われます。でもね、撮影の基本的な考え方は(私の場合)犬も猫も同じで難しいとは感じません。今日は、そのことを書いてみます。
Contents
ねこを撮影するときのポイント
「人見知り猫」には、最初は無関心を装う
フレンドリー度数は、犬に比べて低いコが多い猫。初めての人に対しては、警戒心が強い子も多いので、会った瞬間に物陰にかくれちゃうことも。
そんな時「おいで~」「怖くないよ」と近づくのは逆効果。焦りは禁物です。
隠れる、威嚇してくる等、「う…困った。」と思ったら、慣れてくれるまで、少し時間をかけましょう。いきなり撮り始めずに、しばらく飼い主さんとおしゃべり。
ここで、焦ると?会えないまま、撮れないまま終わる可能が大きいです。(;^ω^)
関心ない態度を続けて、ぐいぐい行かない。「この人、大丈夫かも…。」と感じてくれればしめたもので、少しずつ顔を(体をw)出して来てくれます。
ポイントは「いい塩梅の間合いを見計らう!」
撮り始めるのはそれから。過去、私が撮らせてもらった猫ちゃん達は、全員警戒心の強い子ばかりだったけど、この方法で全猫撮れてます。
猫の好きなようにさせる
…というか、それしかできません。w
猫は自由なので「マテ」「おいで」など言うことは、ほぼ100%聞いてくれません。ここが犬との大きな違い。だから、「こう撮りたい」「ああ撮りたい」と思ってしまうとストレスたまるだけ。猫のハンドリングは不可能と心得ましょう。
ポイントは、猫の好きなようにさせる。その様子を撮る。
自由でツンデレ、媚びないところ♡この空気感が撮れると、めちゃ猫らしい表情を撮ることが出来ます。誰でも「こう撮りたい」というのがあると思うけど…そこの気持ちは捨てるが寛容です。
撮影中は、その仔(猫)に惚れる
私、撮影に入るとね。その仔が「自分の猫」のような気持ちに自然になります。(犬やほかのペットに対しても同じ。)とにかく、可愛くて愛しくて、たまらなくなる。この気持ち、相手(ペット)に伝わるし、写真にも出ます。
「可愛いね」「たまらない」「あ~もう!!」「なんで、そんなに可愛いの」等々。
めちゃくちゃ声掛けもします。というか、自然に言葉になる。(笑)人と同じで(と思ってる)褒められると、好きだって言われると、嬉しいと思うんですよね、ペットも。
こちらの気持ちが伝わると、より楽しそうな自然な表情を撮れる確率もあがります。
ポイントは、心底可愛いと感じられるかどうか。
かもしれません。
飼い主さんの「愛猫の好きなところ」を押さえておく
これも、ペット撮影に共通で大事なコト。飼い主さんが「この子のここが好き」というポイントを、出来る限り撮る。前足、肉球、横顔、耳、後ろから見た頭、しっぽetc。
思いがけないパーツが好きだったりします。ここは、確認しておかないとわかりません。もちろん、自分が「いいな、可愛いな」と思ったところも撮りましょう。
意外と飼い主さんが気づかなかった「その子の可愛らしさを発見出来た!」と、喜んでもらえることも多いです。
ポイントは、胸キュンの確認。(´艸`*)
撮影を一緒に楽しむ&遊ぶ
写真って、本当に不思議。必死だと必死な感じが写る。こう撮りたいが強いと、撮影者の意図が、幸せにあふれていると、その気持ちが写る。その瞬間の空気感が全部入り込みます。
だから、私は「ペット写真にフォトグラファーの意図は不要」というスタンス。「可愛い」「愛しい」想いは、自然発生するもの。飼い主さんの、愛猫(というかペット)のお互いの想いや絆を写真に残すためにも、撮影側の意図自体が不要だと考えます。
ゆえに。ポイントは、無心で遊んで、楽しんで撮る♡
上の写真の結果w
基本的な写真の知識をGET&とにかく撮る
光の向き、アングル、構図、などなど…。スマホでも一眼レフでも、写真を撮る時の基本的な知識は必要。
基本的なテクを知ることで、毛のふわふわな感じ、目の輝き、しなやかな動き、主役だとわかる存在感、ストーリーを感じる撮り方がわかってきます。ここについては、ググってみてください。(;^ω^)
ポイントは、写真の基礎知識をGETして、とにかく撮る!
コツを頭に入れたら、とにかく、いっぱい撮りましょう。写真の上達は数稽古!!そして、撮ってるうちに、猫(ペット)の撮影のコツが自然にわかってきます。
次の動きがわからない、どう映るかわからないペットフォトはワンダーランド。ドキドキわくわくが止まらなくなりますよ♡Enjoying cat photo shoot!!