赤ちゃんが初めて犬と出会った1歳のお誕生日の記念撮影の裏話

 

本日は撮影裏話。

先週末、7月6日で1歳になることはちゃん(以下、ことちゃん)のお誕生日記念の撮影をしました。

 

ピュアな瞳にずきゅん♡

 

 

ママのご希望は①生まれた時の写真とことちゃんのツーショット②お友達の愛犬、ゆめちゃんとツーショット。

 

 

ことちゃんは撮影もわんことの遭遇も初めて。そして、当日会ってわかったのですが…

人見知りセンサーが発動中。数か月前は、全然だったんだけどなぁ。(^^;

 

 

そして、わんこのゆめちゃんも「じっとしてるのが苦手」でした。つまり?

 

 

赤ちゃん=可愛い。

わんこ=可愛い。

赤ちゃん×わんこ=最強に可愛い

 

 

の方程式はあるものの、撮影の難しさが倍々~。(;^_^A アセアセ・・・

しかも、実は赤ちゃん&シャボン玉撮影は初めて。

ということで、備忘録の意味も込めて、撮り方のポイントを復習がてら書いてみます。

 

 

赤ちゃん&愛犬の記念写真の撮り方のコツ

赤ちゃんも犬もコントロールしない

なんといっても赤ちゃんの笑顔は最強!!ぜひとも笑顔を撮りたい~と思ったものの、人見知りさんが入り始めてることちゃん。

 

 

いろいろやってみたけど、にこりともせず。ママがあやしても、結果は同じ。(-_-;)

ということで、早々に白旗を上げました。

 

 

ペット撮影で私がいつも気をつけているコトを実践。それは「撮る側がコントロールしようとしない」こと。

 

赤ちゃんも動物も、場の雰囲気にとっても敏感。なので、撮る側がコントロールしようとすると自然な表情は、あっという間に影を潜めるor構えられちゃう。

 

 

「コントロールしない」という意味。これは、フォトグラファーが「こんな風に撮ろう!」「イメージしてきた’あのショット’を撮ろう」という欲を捨てること。

 

 

というか、そもそもコントロールなんて、ほぼ不可能。そして、コントロールしようとする写真は、撮る側の気持ちが写真に出てしまう恐れがあると思ってます。

 

 

※誤解のないように書くと、イメージはしているけど、撮り始めたら無になる。で、チャンスが来たら、もちろん撮ります!

 

それと、わんこの場合「お座り!」といえば、言うことを聞いてくれる(子がほとんど)。

でも、それって本来の表情とは微妙に違うと(私は)感じるので、可能な限り自然体でリラックスできるようにします。

 

 

人見知り、初めての公園、知らない人(私と友人)、そして犬との接近遭遇。すべてが、人生初!!

 

ことちゃんの気持ちは、きっと「楽しさ < 不安+緊張」だったよね。なので、座ってる状態で、ひたすら撮りました。(もちろん、ママのご希望を押さえつつ)

 

コントロール不可能状態。眠くて、機嫌が悪くなっちゃった。ごめんね、ことちゃん。

 

イラストレーターのママ手作りの1stHappy Birthdayのボード&生まれた時の写真

 

ママの手作りボードが隠れちゃったので、アップも撮ってみた

   

誕生時の写真とのツーショット。大きくなったね♡

 

 

小道具を使おう

 

コントロールはしないけど、小道具は駆使した方がいいよね…ということで、私が準備したのが①造花②シャボン玉③ハッピーバースデーハット

 

 

撮影した日は、梅雨の合間のどんよりした空だったのと、公園の芝の上というシチュエーション。当然、お花はないので、造花を持参して撮った写真がこちら。

 

造花の花束をくるくる回しながら前ボケで色をふんわり~と思ったけど、全体に色が入り過ぎた。。失敗(;´・ω・)

うん。これはOK!この記事のTOP画像も前ボケ使ってます。

 

持参した造花&帽子w。前日にふと思い立ち持参して大正解!!頭が切れちゃったけど、、

 

小道具のシャボン玉は練習してから撮るべし

 

シャボン玉って、自然環境に影響されます。明るすぎても写りにくいので、

出来るだけ、背景が暗いところで撮る、とかね。

 

また、風が強いと厳しい。あっという間にシャボン玉が流れるので。風向きも、とても大事。そんなあれこれを考えながら、前ボケ、後ボケ、私の後ろからなど、いろいろなシチュエーションで撮りました。

 

シャボン玉写真も初トライ!したけど、シャボン玉が固まった&ことちゃんのピントが…💦

 

これはシャボン玉の散らばり具合はOK♡

 

夢ちゃんの顔にシャボン玉被っちゃったけど…Ok!

夢ちゃん&シャボン玉、かわゆす♡

 

こんな感じで撮ってました。w  photo by taeko

全て、余すところなく!撮る

 

写真は、その時のすべてが写し込まれます。「はいチーズ!」の決め笑顔もいいけれど、それ以上に、その瞬間の「そのまま」を残すことに(私は)意味を感じてます。自分の『撮りたい形』はどうでもよくて、「そのままを残す」事に、強いこだわりがある。

 

それは、何年か経った時。その写真を見て、その時の感情を「今この瞬間のように」思い出して感じて欲しいから。

 

 

ことちゃんの場合、まだ1歳だから記憶には残らないよね、きっと。でも、20歳になった時、この写真たちを見て、ママの溢れる愛情を感じてくれるといいな。

 

ママは、きっとこの時の事、ハプニングや、ことちゃんへの愛情を、楽しく幸せな気持ちで思い出してくれたらいいなぁ、と願うのです。

 

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私自身が、幼少時~子供時代の写真が、ほぼないんですよね。だから、思い出したくても、思い出せない。いい思い出も、思い出したくないことも。(結婚後の写真は、山のようにあるんですけどね。)その理由は、またいつか書くかもしれませんが…。そんなわけで「その瞬間を、そのままを残すこと」に、わんにゃんフォトは強い拘りを持ってます。

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ぷくぷくのあんよ。ああ、たまらない~!もちろん「もみじのおてて」も撮りました(^^♪

ママ持参の天使の羽根。まさに、エンジェル♡

ゆめちゃんが怖くて泣くことちゃん(´;ω;`)ウッ…。なのに、写真を撮り続ける大人たち💦

そして、最後までソーシャルディスタンスは埋まらず。w

 

ことちゃん&ちはるママ、たえこさん&ゆめちゃん。とっても楽しい時間をありがとうございました!!