【愛猫撮影のご感想】本当に全て宝物ですね!

 

少し時間が空いてしまいましたが、10月初めに撮らせて頂いたにゃンフォト&アルバム作成のご感想のご紹介です。その前に、少しだけ今回の主役'かーちゃん’のエピソードを書かせてください。

 

 


 

11歳のキジトラ(女の子)のかーちゃん。猫の保護シェルターで長い時間を過ごし、昨年7月に飼い主の優さん&仁さんの家族になりました。かーちゃんの施設での名前はおかーちゃん。由来は、子猫たちの面倒をよく見ていたから。

 

 

自分より先に、保護シェルターを巣立っていく子猫たちを見送りながら、かーちゃんも自分を愛してくれる家族をずっと待っていました。そして、昨年7月にその願いが叶います。施設を訪れたYさん&Jさんの足元にすっと寄り添って甘えたかーちゃん。家族に迎えることは、おふたりの中で直ぐに決まりました。

 

 

「どうして'かーちゃん’と名付けたんですか?」とお聞きしたところ、ずっと「おかあちゃん」と呼ばれていたから、自然にそう呼ぶようになった、とのこと。

 

おふたりを、かーちゃんが呼ぶとしたら?の質問には、こんな風なお返事。『名前(JとY)かなあと思います。野良として生き抜いたり出産したり、経験は私たちよりも彼女の方が豊富なので後輩っぽく見られてるんじゃないかと勝手に思ってます。』

 

 

おふたりの、かーちゃんに対するリスペクトを感じました。かーちゃん、本当に素敵なご家族に出会えたね。よかったね。ホントによかったね。

 

 

あれから、1年と数か月。今、かーちゃんはお空にいます。6月の健診では、何もなかったのに、9月に癌が見つかった時は手遅れで…余命1ヵ月と告げられ、あっという間の旅立ちでした。YさんとJさんのお気持ちは察してあまりあります。

 

 

でも、撮影した日のかーちゃんの心からリラックスした安らかな表情、かーちゃんに向けたおふたりの優しい眼差しと溢れる愛情をカメラ越しに感じて「一緒に過ごす幸せはの尺度は、時間の長さではない」と感じました。

 

 

今、かーちゃんはお空の上から、感謝と信頼と愛情をこめて、おふたりを見守っているはず。

 

 

愛猫・かーちゃんフォト撮影のご感想

 

・自分では撮影できない素敵な写真を撮って頂き、ありがとうございます。

 

・私たち以上に、かーちゃんの萌えポイント(肉球、この角度が可愛い!etc)を見出して、沢山写真に納めて頂き、大満足です!

 

・うちのかーちゃんのことを、一生懸命撮って頂き、嬉しかったです。

 

・猫第一で表情を読み取りつつ、撮って頂けた。また、ネコ飼いとしても大ベテランでんで、とても学ばせて頂くことが多かったです。マッサージや経絡など、気持ちよくなってくれることを試してみます。

 

・仔猫の時期を撮ってもらえるとしたら、死ぬほどかわいい写真になると思うので、お勧めしたいです。

 

 

【撮影後、こんな嬉しいメッセもいただきました。】

 

 

・撮って頂いた写真、私は同僚に見せびらかしてしまっているし、夫にいたってはLINEのアイコンに使わせて頂いております。 ←フォトグラファー冥利に尽きます♡

 

 

愛猫・かーちゃんフォトアルバムのご感想

 

こんにちは。本日フォトブック無事受け取りました!!

 

自分で撮った写真も、中村さんから先に頂いた写真も度々見返しているのですが、印刷物で見ると全然違いますね。紙ではあるけど、ふれたら柔らかい毛の手触りを感じられそうなくらい。笑(Y.I 様)

 

うちのかーちゃんをこんなにも美しく愛情たっぷりに表現していただいて、我々もかーちゃんも幸せです。お時間をかけて写真を選んでくださったのが1ページずつとても伝わってきます。おかげでフォトブックも、一緒に撮影した日のことも大事な思い出となりました、ありがとうございます。(J.I 様)

 

 

二人で泣きながら笑いながら、大切に見させて頂きました。データの方も楽しみにしております!

 

 

愛猫かーちゃんフォト撮影データのご感想

 

本当に全て宝物ですね…!作成のプロセスも、アルバムと一緒に大切に保管させていただいてます!!This is me♡で沢山の写真を並べて下さってるページの、右下の写真の目の形をとっっってもかわいく撮って下さっててたまらなく好きです。

 

~中略~

 

集合写真撮ってみたもの添付させていただきました。使えるかわかりませんが、ご自由にしていただいて大丈夫です。

 

 

かーちゃんを譲渡して頂いて一緒に過ごす中で、どの子にも尊い猫生、豊かな性格があること、その子たちをまもるため保護活動に取り組んでる方々がいることなど色んなことを知りました。すぐには考えられないですがいつかまた、ご縁がある子と巡りあえたら一緒に生活したいと思っています。そのときはまた中村さまにお写真ぜひ依頼させていただきたいです。

 

今回は撮っていただき、ありがとうございました!本当にお世話になりました。

 

Y.I & J.I 様

    

 

 

撮影&アルバム作成&編集後記

 

小さなしっぽ&ご家族の写真を撮らせて頂くたびに、思います。言葉を持たない小さな彼らの気持ちを、目で見える形でお伝えしたい、感じて欲しいと。

 

 

何のフィルターもかからない、しっぽ達が飼い主さんに抱く愛情・信頼は100%ピュア。だからこそ、私自身も写真を撮る時に、自身のエゴやジャッジを捨てて、感じるままにシャッターを押したい。それが出来れば、写真は彼らの言葉を伝えてくれる。そう思っています。

 

 

ただ、エゴやジャッジを捨てる…と言っても、今回は少し難しかった。なんせ、大の猫好きで、愛猫2匹を溺愛しているが故、かーちゃんと被るのですよね。ご自宅に伺うまでは、何気に決死の覚悟で臨みました。(;^ω^)

 

でもね。おふたりとかーちゃんに会った瞬間から、そんな気持ちは消えて、ただただ、2人&かーちゃんの温かな想い、優しさ、幸せな気持ちを感じながら、シャッターを押し続けました。

 

 

実は、最初「かーちゃん、調子悪いのかも…。」と感じたんです。でも、同時に「今日の私たちをしっかり残してね。」というかーちゃんのメッセージを受け取ったような気持ちになりました。だから、無理させないように、でも、目いっぱい撮らせてもらいました。あの日、伺えて本当によかった。

 

かーちゃんが生きていた記憶。Yさん、Jさんとの幸せな時間を残すお手伝いが出来たこと。感謝しかありません。本当に、ありがとうございました。