飼い主さんが「うちの子が愛しくて、可愛いくてたまらない!!」と感じる写真を撮るために必要な3つのコト

 

 

 

写真には、その方の想いが、ペットの気持ちが写ります。笑顔がはじけ、愛しさ、嬉しさが溢れる。家族の、夫婦とペットとの関係性も、透けて見える。様々なものが、写真に写り込みます。

 

 

「内側から溢れ出すもの」は、意図しては写せません。だからこそ、飼い主さんやペットそれぞれの(内側から溢れた)想いを感じる写真は、とても雄弁に、その関係を語ってくれる。これは、写真を撮るたびに、強く感じます。

 

何枚も撮らせて頂いたツーショット。

どの写真にも、こたろー君が大好きで、大切に思われてる気持ちが溢れてました♪

 

 

去年の11月、代官山T-SITE蔦屋様での愛犬家族撮影会では、改めて、そのことを強く感じました。ということで、「うちの子可愛い!!」はもちろんですが、パートナーとしての、家族としてのペットが「愛しくて、可愛くてたまらない写真」を撮るために必要なコト」を書いてみます。

 

 

 

飼い主さんが「うちの子が愛しくて、可愛いくてたまらない!!」と感じる写真を撮るために必要なこと

 

その1 ペットがリラックスしていること

 

ペットがどんな性格かは、大きな要素です。人でも、緊張しいの人もいれば、初めての場所でも、人でも、どんとこい!の人もいる。想定内もあれば、予想外の行動をする事も。ペットも人も同じなんです。

 

 

イベントやスタジオ撮影での撮影経験がある飼い主さんから、よくお聞きするのが「うちの子らしい表情が撮れなかった」「すごく緊張して、可哀そうだった」というご感想。

 

 

特に、初めての場所、初めての人、初めての大きな黒いモノ(カメラ)、(野外だと)知らないわんこの匂い、等々。。初めてだらけの状況に置かれた時、今までにない緊張感でいっぱいになるのは、当たり前。(もちろん、大丈夫な仔もいますけどね。)

 

落ち葉が大の苦手で、最初はコンクリからおりなかったチェリーちゃんは緊張気味。

 

では、緊張してしまったペットを、どうリラックスさせるか?これは、正直言えば…ケースバイケース。あっさり慣れる仔もいれば、時間がかかる仔、時間をかけてもダメなこともある。

 

 

ただ、私は撮影に関しては「無理強いしても、いい表情は撮れない」と考えてます。だからこそ、落ち着ける場所での撮影が大事。

 

 

「ペットのリズムで、リラックスした状態で」ペットファーストの撮影をするには、やはり、ご自宅やいつものお散歩コース、初めての場所だとしても、飼い主さんと一緒に気兼ねなく遊べること。これ、ポイントです。

 

 

時々、「プロなんだから、どんな場所でも、いつも通りに撮れるでしょ。」と言われることがあります。でも、出来ないことも、当然あります。(今のところ、撮れなかったことはないけど、内心「むむむ」と唸ったことは、1度だけあります。(^^; )

 

 

例えば、わんちゃんが興奮して、落ち着きがなくなった時。出来るだけ遊ばせて、気を紛らわせます。ただ、やっぱり性格によっては、短時間で、自宅と同様にリラックスさせるのは、至難の業。遊んでる時の真剣な顔や、飛んでる瞬間は撮れるけどね。

 

 

でも、お家と同じリラックスした表情は、なかなか難しかったりします。スイッチが入ると、簡単に緊張感は抜けないし、飼い主さんが(撮れるかな)と焦ったり、心配すると、その気持ちがそのままペットに伝わって。結果、負のループも完成。(;´・ω・)

 

 

 

でもね。私、思うんです。いい顔も、気難しい顔も、緊張してる顔も、得意げな顔も、どんな表情も(私は)全部その子で、全部、可愛いし、愛しいなって。つまり、在りのままでいいよってこと♪

 

 

そんな楽な気持ちで、接して、遊びながら撮っているとね。大体の場合、気づけば、ペットも飼い主さんも、リラックスしてくれてます。焦らない、騒がない、心配しない。そして、全てにOKを出すことが、すごく大事♡

 

 

落ち葉が苦手ってウソだった?15分後には、落ち葉の海を勇敢に探検するチェリー隊長♡

 

飼い主さんが楽しんで撮られること

これも、ものすごく、ものすごーく大事!!!!ペットは(特にわんこたちは)飼い主さんの気持ちに敏感。つまり、飼い主さんが緊張してると、ペットも緊張します。

 

 

だから、『今日は、いい写真を撮るぞ!撮ってもらうぞ!!」という気負いは捨てて、「気楽に楽しもう♡」という気持ちでいること、大事。それが、結果、いいと思える写真に繋がります。

 

 

そうそう。時々「私の事は撮らなくていいデス。」という写真が苦手(嫌い)な飼い主さんがいらっしゃるけど、どうぞ、ご安心ください。そういう時は、盗み撮りしてますので。(笑)

 

 

というのは冗談だけど、これも、安心して大丈夫。ペットに話しかけて、抱っこして、走って、一緒に過ごしてるうちに「撮影」を忘れて、その方らしい表情「あ~!!うちの子、なんて可愛いの♡」があふれ出てくる。しかも、素敵な笑顔のおまけつきで。そこを撮るので、必ず自分の写真が好きになります。( ̄ー ̄)ニヤリ

 

 

愛が溢れ出してる表情って、飼い主さんもペットも、本当に良い顔するんです。「はい、撮りますよ~」のカメラ目線のポーズ写真では、絶対に見ることのできない、とてもチャーミングな表情には、ホントに癒されます。

 

 

ふうちゃんと飼い主さんの、優しいこっつんこ。可愛いにゃ♡

 

こたろー!大好きだ~!!」な笑顔。見てる私までニッコリ幸せ気分。&こたろーくんの真剣な表情との対比に、思わず‥・( ̄ー ̄)ニヤリ) 飼い主の長野様からは、こんな嬉しいご感想もいただきました。

’  今まで数々の撮影会に参加しましたが、素晴らしいお気遣いとあらゆる技法に驚きました。   直ぐにペットも飼い主もリラックスするのは、ホントに凄いと思いますし、納得でした。’

 

 

13歳のみかんちゃん♡愛に包まれて、いつまでも元気でいて欲しい♪

 

 

カメラマンが、飼い主さん&ペットに惚れ込むことの大切さ

 

他のカメラマンさんのことは、全然わからないので、あくまで私の場合です…。

撮ってる間は、完全に「可愛い可愛い♡」「愛してる!!」と、目の前の被写体に惚れ込みます。この時ばかりは、私の愛猫2匹の存在を完全に忘れます。w

 

可愛い、可愛い愛されキャラのこたろーくんにフォールインラブ♡

 

 

わんにゃんフォトのお客様から『こんなに「可愛い~」と連発されて、褒められたことがありません』と、毎回言われます。でもね。ホントに本気でそう思ってるから、自然に口に出る。止まらないんです。(ただボキャブラリーが少ないので、ひたすら「可愛い」を連呼する)

 

 

もうひとつの理由は、カメラを通して、普段と違う表情や仕草が見えるから。ファインダー越しに見える彼らに「うわぁ~♡」と、これまた、惚れ込んじゃう。

 

 

そんな私の気持ちが、1枚1枚にこもるから「写真のうちの子、めちゃくちゃ可愛い🌟」と感じてもらえるのかなって思います。

 

こたろうくんの手の開き具合に大興奮したのは内緒w

 

ほんと、美しいにゃんこ、トンキくん♡

 

可愛いと思える写真のコツは、先ずは『ペットと過ごす時間を「一緒に」楽しむ』ことと「惚れ込む」こと。いろんな知識やスキルは、その後かなって思ってます。

 

 

ということで、是非、あなたの可愛いペットに惚れ込む写真撮影、トライしてみてください。

 

 

その結果、「難しい…」と感じたら?わんにゃんフォト迄、ご相談ください(笑)

ご連絡、お待ちしております♪